ナギナタガヤの種蒔きました。
2012-10-13
ウシジマ農法
初めまして
先月入社しました、井村です。
主に事務所にいます。
私自身ことも色々書いてみたいなと思っていますので、
どうぞ、よろしくおねがいしますm(__)m
今回は、私にとって初めての、道法さんの勉強会。
テーマは「ナギナタ農法」
除草剤を使わずに、草を抑える方法として、
「ナギナタガヤ草生農法」を行います。
ナギナタガヤは、秋に種をまくと芽が出てそのまま冬を越し、
春に花が咲き種ができて、
すると自然と倒れて緑のじゅうたんができます。
その倒れた姿が「薙刀」に似ていることから「ナギナタガヤ」と呼ばれるそうです。
では、さっそく蒔いてみましょう!!
種はとっても軽くて、
素手で触っても
チカチカしません。
むしろ、ふわふわ
ナギナタガヤはイネ科の仲間なので、お米の籾に似ています。
今年は、種を買って蒔きますが、上手く育てると来年は自然にできた種を使って蒔くことができます。
んんっ
腰つきがなんか・・・不安・・・
でも、種を蒔く手つきは、GOOD
さぁ~、
みんな笑っとらんで
はよ、蒔きなっせ~
植物の種の発芽に欠かせないのは、「水」
ここでも自然の力を借りて、雨の前に種まきをするのがベストなのです。
しかし、九州は秋晴れの続くお天気とのことで、
今回は、人の手で水をかけました。
下の写真は、去年蒔いたナギナタガヤが種をつくって、その種が発芽したものです。
みどりのぽわぽわしてるのが、
ナギナタガヤの赤ちゃんです。
周りの茶色のところが、枯れたナギナタガヤです。
今日種まきした畑も、
数週間後には、
こうなっているはず
さぁ、ここで、お昼ごはんタイム。
青空の下で食べるご飯は、とっても美味しい
標高の高い畑なので、風が冷たく、ぽかぽか日向が心地イイ感じ
ナギナタガヤは来年5月末頃に倒れるらしいです。
草丈が5・60cmほどになって倒れるので、地面が覆いつくされて、
小さな草が生えにくくなるそうです。
「草で草を抑える」という考え方。
自然の力を最大限に利用して、自然にも人にも安心、安全な農法に取り組んでいます。
最後に、ナギナタガヤの種まきは秋じゃないとダメな理由は、
背丈が小さい若い苗のときに、冬の寒さという厳しい環境に合わないと、
春に花が咲いたり、種をつくったりできないから、だそうです。
道法先生は、「人間も同じだよ」とおっしゃっていました。
今日蒔いた種の成長記録も、今後載せていきますので、お楽しみを
それでは、今日もおつかれさまでした。