ハウス不知火の剪定
2020-03-02
ウシジマ農法
こんにちは!新人の上原です。
小曽部にあるハウスにビニールを被覆(加温)してから1週間。
ハウス不知火の芽も、日に日に成長をはじめています。
定期的な潅水も行い、温度と水を調整し、露地よりはやく生長するよう促しています。
ハウスに入ると、むっとした湿気や蒸し暑さも感じますが、不知火の樹にとっては今後気温がさらに高くなり、一気に芽立ちさせるのに必要な過程です。
現在、ウシジマ青果の農産部新人3人は、チャレンジファームと称して、一圃場をそれぞれ担当し、栽培管理の一手を担うことで、技術向上と農業者としての自立を図る試みをしています。
その一環として、ハウス不知火の樹も棟ごとにそれぞれが担当し、剪定を行なっています。
新人の私も剪定を行なっていますが、樹と対峙して考える時間ばかりが過ぎてゆき、剪定してみると(切り過ぎ?切り過ぎた!)と自分の癖に気づきながらも、少しずつ前進しています。
この日は雨の1日でした。ひとの声の賑やかさもいいですが、雨がハウスのビニールを叩く音と、樹に潜る“カサカサ”という音もBGMになります。
枝を吊るための番線の修理をすることもでき、この日は社長も加勢してくださり、仕事が進んでいきました。
切れたらだめ、壊れたら使えない、ではなくて、修理して使い続けることもできるのだと、便利に慣れすぎた今、改めて感じます。
私もアクシデントにも対応できる技術や柔軟性を養っていこうと思いました。
みかんの植え替え
2020-02-22
ウシジマ農法
こんにちは!久しぶりに投稿します、新人の西です!!
2月に入り、みかんの収穫も一段落しました。
が、今の時期は「改植」という重要任務に取り組んでおります。
これは、圃場内の古いみかんの木を抜いて、新しい苗木を植える作業です。基本的に、みかんは苗木を植えてから3〜4年間生長させ、そこから収穫していきます。
つまり、収穫期間も含めると、苗木を植えてから向こう10年は圃場に手が加えられないため、植え込みの前にどれだけ作業しやすい状況に持っていけるか、又はどのような植え方や間隔で植えるかによって、その後の作業効率やみかんのおいしさが変わってきます。
このように、非常に重要な作業であるため、時には悪天候を押して作業することもあります。
雪が降った時はさすがに焦りました。笑
ですが、つらい時ばかりではありません。時には差し入れをいただくこともあります。
特に、焼き芋(社長お手製)は美味しかった!!
社長、またよろしくお願いします!!笑
また、作業効率を上げるため、様々な機械も使っています。
画像は、カットしたみかんの木や竹などを粉砕する機械です。
※弊社では、弊社の企業理念の一つ「自然と人間の調和」に基づき、この粉砕したものを圃場に散布することで肥料として利用しております。
正直、今の時期は(も)ちょっとだけ大変です。笑
・多岐に渡る機械操作を覚える(自分が把握しているだけで15種類、恐らくトータルでは30を超えます)
・日々の作業の出来高やメンバー毎の作業時間を記録する
・社長の愛情たっぷりの指導(笑)
社長の常々言われる「何でん覚えなんよ。『百姓』って言葉のあっでしょうが?あれは『百の仕事』って意味よ。」という言葉を改めて実感します。
農業で利益を上げていくには、文字通り「何でもできる」ようにならなきゃいけない、ということですね。いやー、難しい!!笑
ですが、自分たちの力で畑を少しずつ作り上げていくプロセスを体感することで大きな充実感を感じることができ、参加して良かった!!とも感じています。
幸い、今年は重機含めて多くの機械を使用できる状況にあるため、昨年よりも大幅に作業ペースが上がっているように感じています。
じゃんじゃん植えて、おいしいみかんをたくさん収穫できるようがんばります!!
はじめまして
2020-01-16
河内の風景
おはようございます。ウシジマ青果1年生の西岡です。
三重から熊本にやってきて9ヶ月、ミカン作りの流れというものが少しずつわかってきました。技術的にはまだまだですがこれから木の作り方も学んでいき、一歩一歩着実に歩んでいきます。
さて、ミカンの収穫も終わり、黄色かった山々も今では緑色になりました。
今の農産部の作業は主に予措の返しやデコポンなどの雑柑類と呼ばれる品種の収穫などなど。
予措とは「果実を輸送・貯蔵する前に、果皮の呼吸を抑えるため、あらかじめ果皮を少し乾燥させる措置をすること。」を指しますが、それ以外にも糖度が高く12度以上あるのに酸味も高くて酸っぱいミカンをなじませる作業です。
綺麗なミカンが皆さんに届くのが楽しみです。
デコポンは現在大きさを分けて糖度をセンサーでチェック中!