モノレールのお話
2019-12-18
社員情報
どうやってみかんを楽に運ぶか?の工夫の積み重ね
こんにちは!
今年4月に入社しました、新入社員の西です!
今回は僕らが大いにお世話になっている農機具の1つ、モノレールについてご紹介したいと思います!!
モノレールは、圃場内を敷かれたレールに沿って動き、みかんを運搬する農機具です。そして多くの場合、圃場内を縦方向に移動するようにレールが敷かれています。
というのも、僕らがメインで栽培している温州みかん(以下、みかんと書きます)は、その大半が山地の傾斜地の圃場に植わっており、みかんの運搬がすごく大変なんですね。
このエリア(熊本市河内町)はもともと石が多くて水はけが良い上に、栽培面積を広くするために石垣で区切った段々畑となっており、美味しい(甘い)みかんが作りやすい条件となっています。
ですが、山地の圃場は傾斜があり、収穫したみかんの運搬がめちゃくちゃ大変であったため、「より楽にみかんが運べるように」先人たちは知恵を絞ってきました。
最初、肩に乗せて運んでいたみかんの入ったカゴを牛の背に乗せるようになりました。
次に、牛の背に乗せていたみかんをケーブルカーに乗せて運ぶようになりました。
そして現在、後ろの荷台にみかんがずっしり詰まったコンテナを載せたモノレールが弊社の圃場を走っています。 今や、モノレール無しでは採収作業が成り立たないほどになりました。
さらに将来、スマート農法が進んでいくと、ドローンでコンテナを運ぶことになるかも知れません。
先人の知恵を受け継ぎ、そこに敬意を払った上で、自分たちの知恵もそこに重ねることで農業の技術を発展させていきたいぜ!!と改めて思いつつ、今日もモノレールの荷台に、みかんがぎっしり詰まったコンテナを積み込む西でした。
みかんの花が咲いている♪
2019-05-14
商品について
今年のみかんの作柄は?
5月14日に社長と宮田の2名で自社圃場を全部視察し、地域ごとの状況(自社と近隣圃場)の確認と各圃場の課題を整理して参りました。
今年のみかんの作柄は満開時期は5月4日前後と例年より5日ほど早い状況でした。
河内地区、宇城地区ともにここ近年の異常気象(一昨年の2月の寒波、昨年の6月からの干ばつ)により樹勢(木の健康状態)が著しく低下し、隔年結果圃場が多いように見受けられました。
自社圃場では、テスト樹として、手を加えず、自然のまま栽培している樹とウシジマ農法で管理栽培した樹を比較ができまし。
結果は、後者が良い結果となっており、蓄積してきた技術に一定の効果があることが分かり、進めていくべき方向性の家訓が出来ました。
前者は隔年結果(豊作と不作を繰り替えすこと)、後者は、毎年安定した収量が見込める状況となりました。
もちろん、完璧な比較は苗木から観察する必要はあるのでしょうが。
今年は花時点では前年より少ない見込みとなり、農産部と会議し、その状況を踏まえ、良いみかんを作るにはどうすればよいかを話し合いました。
「美味しい蜜柑を作るぞ!」社長を中心に気合い十分です!!
2018年度 入社式
2019-04-01
会社情報
2018年度は3名の新規社員を向かい入れることが出来ました。
こんにちは。ウシジマ青果の宮田です。
2018年度は3名 全員が農産部での勤務となります。
ウシジマ青果で培った技術と経験、知識を活かし、独立して地域を活性させたいという意志やウシジマ青果をもっと大きくしたいという意志や柑橘で沢山の方を喜ばしたいという意志で来られました。
前出身地は熊本県内、岡山県、三重県と様々で遠方から引っ越しして来てくださいました。
「自然と人間との調和。今よりも未来を考える企業でありたい。」という企業理念のもと、これからも多くの方とともに力を合わせ、活動して参ります。
緊張感が伝わるほど心のこもった代表挨拶でした。
初心を忘れず、これから躍動してほしいです。