かえってきました~(*^_^*)
2016-07-14
味もっこすの会
やっと雨も落ち着き始めたかな~と思ったら、昨日も急に強い雨が降り出し、早くぴーかんなお天気にならないかな~と思う今日この頃。
先日、弊社の出荷先より、お客様のお声という事で、アンケートが返ってきました。
河内晩柑についてのアンケートなんですが、トップの画像を見ていただくと、こんなにたくさん、アンケートに答えていただき、感謝感謝です。
アンケートに答えていただいても、こちらから直接返答させていただく事がなかなかできないので、数に限りはありますが、この場を借り、ご意見等にお答えしたいと思います<(_ _)>
まず、下の写真の
“3個中2個がスカスカで、毎回注文していたのに残念”
というお声と、
“以前食べたのは美味しかったのに、今回は果肉がパサパサしていて苦みが強く食べれなかった”
と言うお声をいただきました。
ご期待していただいていたのに、ご期待に添えず申し訳ございませんでした。
今年は、1月におきた大寒波で、晩柑の実が凍結し、実自体が、スカスカになってしまう現象が起きてしまい、量も激減し、早い段階でわかったものは、ちぎり落としたりしたのですが、
当初、凍結の被害があまりないように、見えていたものも、5月まで、木成りさせていくことで、次の年の実も一緒になっているので、そちらに栄養を分けていき、身の水分が抜けていき、凍結障害もあいまって、いつも以上に、水分が抜けた可能性がございます。
光センサーで、すあがりを抜いていたのですが、光センサーで読み切れなかったものが、混入したことも考えられます。
今後の対策として、光センサーの精度を上げるためのデータの強化と基準値の徹底を行っていきます。
次のお声は
“前回のはすっぱかったけれど、今回のはおいしかった”
と言うお声と
“袋が小さいので食べにくい”
というお声をいただきました。
4月~5月上旬の晩柑の花が咲くまでは、果汁も、糖度も酸度もあり、若干酸味を感じる場合もございます。
晩柑の花が開花すると、酸味が落ち始め、糖度も若干おちつき、マイルドな味わいになってまいります。
また、袋が小さかったとの事ですが、おそらく、全体的に今年はM・S玉が多く、小玉になると、2L・L玉に比べれば、1個1個の中袋も小さく感じられます。
確かに大きなサイズに比べれば、小さなサイズは皮がむきにくいですよね。
そんな時は、グレープフルーツの様に、ヘタ部分と平行に半分に割って、スプーンでお召し上がりいただくのもおすすめです!
実は、晩柑のS玉の大きさは、みかんでいう3L玉と同じ大きさなんですよ。
いろいろお答えしたいのですが、これが最後となってしまいました(^_^;)
“柑橘類が好きで、皮はマーマレードジャムに使います。今回は昨年の夢中になった味と違ってぼんやりでした”
と言うお声と
“地震の大変な中、本当にありがとうございました。ゆっくり味わって頂いてます。どうぞお元気で!”
と言うお声です。
味がぼんやりしていたのは、酸味が下がり過ぎていた可能性がございます。
柑橘における、糖度と酸味のバランスはとても大切で、糖度があっても、酸味が下がりすぎていると、ぼやっとした味がしたりする場合もあります。
酸味が下がるのは、天候の影響を大きく受けやすく、味を決める成長の時期に、雨が多いと一気に酸味が下がるということもあるんです。
また、皮まで利用していただき、うれしいです。
他のお客様に教えていただいたのですが、ネットのようなものに皮を入れて、洗濯機で洗濯の時洗濯ものと一緒に入れて洗濯すると、汚れが落ちやすくなったりするそうです。
後は、ガスコンロの掃除のときに利用したりといろんな利用方法があって、ほんと柑橘って捨てるところがないんですよ~(^-^)♪
最後に今年多かったお声が、地震のことに触れていただいており、ほんと、こちらが皆様のお声に励まされました。心より感謝申し上げます。
みかん栽培に携わっている以上、自然災害は切っても切れないものです。
ここ数年異常気象も多く、その中で、自然と共存し、おいしい柑橘を作るか、そしてお客様にお届けしていくかを日々考え作業していかないといけないと、
このたくさんのお客様のアンケートをいただき、再度気合を入れなおさせていただきました!
頂いたお客様のご要望やご意見を参考にしながら、今後も柑橘栽培そして、出荷作業に真摯に取り組んでまいります。
お気づきの点などございましたら、お気軽にお申し付けください!
来年もおいしか河内晩柑ば届けるためにがまだすば~い!