ハウスでべその剪定

2013-01-23

ウシジマ農法

こんにちは。
今月の道法先生の勉強会、テーマは「しらぬい柑の剪定について」

午前中はプリントを使っての講義!
午後は実践!!頭と体で覚えていきましょう!!!

みんな、マジな顔つきです

剪定の一番のねらいは、「呼吸量を高めること」
    
剪定というと、どうしてもたくさん切りたくなっちゃうもの。
枝を整えて、次の新芽が出やすいように空間をあけてあげて・・・って思うのですが、
これでは木の成長を逆に阻害してしまうのです。
ウシジマ青果は違います

「呼吸量を高める」ためには、葉をできるだけ残すことが大事。
本当に要らない枝だけを整理してあげて、葉を残すようにすると、
次の新芽の発芽が早くきて、でべその樹全体の成長を促すことができます。
すると、いい花がついて、美味しいでべそができるのですね~

剪定のやり方は、でべそとみかんでは違うし、
ハウスか露地か、でも違ってきます。
もちろん、樹の状態によっても違います。
これらを使い分けてこそ、
「本物の技術」となるのですね~
ほんと、「職人技」ですね~

ベテランリーダーは、さすがの手さばきです!!早いし上手!!

新人君は、どれを切っていいかわからず、
手が止まる・・・時間だけが過ぎていく・・・
社長がしびれを切らせて、
「よか?これば切っとたい!!」(笑)

そんなこんなで切った後が下の写真、、、


今朝、通勤途中の道で事故が発生。
渋滞にはまって遅刻してしまったのですが
運転には、じゅ~ぶんに気を付けようと思いました。
みなさん、今日もお疲れ様でした。新人・井村でした


美味しいみかんを作るために

2012-12-14

ウシジマ農法

おつかれさまです、新人井村です
今回も、道法先生の勉強会に参加してきました。

テーマは、収穫真っ只中のみかんのチェックと、収穫後の保存についてでした。

とってもいいお天気の中での勉強会になりました(2週間ほど前のことですが・・・)
河内の山の斜面には、きれ~いにみかんの木が並んでいます。
この時期、収穫前はまだオレンジ色のみかんがたくさんなっているので、
山全体がオレンジ色になります。

この景色、ほんっとすごいんですよ~
河内にぜひ見に来てくださいね。

まず、みかんの木の様子をチェックします。
この収穫期にしか観察できないところを、しっかり見ます。
剪定の仕方は良かったのか、管理の仕方はどうだったのか・・・など、
この時期に結果が出てきます。
♪この~きなんのき気になる木~♪には印をつけて、来年以降の管理に活かしていきます。
収穫作業と並行しての仕事は、ちょっと大変ですが、農園部も頑張ってますよ~

みかんの木は、苗木の時から長い年月、河内の気候の中で育っています。
そうすると、河内の気候に合った性質の木になっていくそうです。
もっこすなみかんになっているということですね~笑
河内で育った美味しいみかんは、
河内でしかできないし、
河内でしか食べられないとゆーことですばい!!


収穫後の保管用みかん小屋も、満席になってきました。
 
前回のブログで書いたとおり、これから冬の寒さにあたって熟成されることで、
より甘くコクのあるみかんに変化していきます。お楽しみに~☆

その中で、私たちができることは、温度や湿度の管理です。
温湿度計や天気予報の数字と、自分たちの感覚と、みかんの状態・・・
いろんな情報をつなげて、その場所に合った管理をしていきます。
道法先生は、みかんにかぶせる新聞紙の音や手の感覚と湿度の関係についてお話しされました。
こういった部分は、農業の中でも職人的仕事だと思います。
天気や植物、人間の感覚といった「生きもの」を相手にする仕事の醍醐味ですね。
おもしろいんですよ~
でも、裏を返せば「大変」だってことでもありますね。

勉強会の途中、鳥につつかれたみかんを発見
美味しいって証拠ですにしても、贅沢な食べかたしとるね~~笑

ナギナタガヤも元気に成長中
芽が出ると、やっぱりバレます笑 ここだけ、種ばたくさん播きすぎとるばい

では、今日もみなさんお疲れ様でした、井村でした
ちなみに私、先週は風邪で寝込んでました
みなさんは、風邪などひかれませんよう・・・
今年もラストスパート顔張っていきましょ~ファイトーー!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパーーツ!!


ナギナタガヤが発芽しました

2012-11-13

ウシジマ農法

こんにちは。
みなさん、今日もお疲れ様です、事務の井村です
事務所内もだんだんと寒くなってきました~。
熊本は朝から冷たい雨が降っていて、ついに、暖房をつけました

昨日はぽかぽか陽気でお天気が良かったので、
先月種をまいたナギナタガヤの様子を見てきました。

かわいい芽が出てましたよ~
さぁ~、どれでしょうか??

真ん中の大きな木は、みかんの木です。
その下の小さな、ぽわぽわした緑色のちいっちゃい奴らが、ナギナタガヤの赤ちゃんです。
ここは、他の草があまり生えてないので、きれいに発芽がそろっていて、きれいでしたよ。

10月12日に播いた種が
他の草も大きくなってますが、
一か月でこんなに緑色になりました。
 

ナギナタガヤは、これからもう少しだけ伸びて、冬を迎えます。
来春、大きく成長して、種をいっぱいつけて欲しいです。
そして、夏はきれいに倒れて、他の雑草を防いでくれると、

「ウシジマ農法~其の一~ナギナタガヤ草生栽培を利用して、除草剤を使わない栽培方法を確立する」

に、一歩近づけるのではないでしょうか??


近くでみると、探せますね
ほそ~く伸びてるのが、ナギナタガヤです。他のは、違う草ですよ~!

これからも、成長を記録していきますので、お楽しみに

今週は、だんだんと寒くなるそうですので、
みなさん風邪ひかないで、元気に過ごしましょ
今年もあと2か月ほど、やり残したこと、ぜ~んぶやっちゃいましょう


ナギナタガヤの種蒔きました。

2012-10-13

ウシジマ農法

初めまして
先月入社しました、井村です。
主に事務所にいます。
私自身ことも色々書いてみたいなと思っていますので、
どうぞ、よろしくおねがいしますm(__)m

今回は、私にとって初めての、道法さんの勉強会。
テーマは「ナギナタ農法」

除草剤を使わずに、草を抑える方法として、
「ナギナタガヤ草生農法」を行います。

ナギナタガヤは、秋に種をまくと芽が出てそのまま冬を越し、
春に花が咲き種ができて、
すると自然と倒れて緑のじゅうたんができます。
その倒れた姿が「薙刀」に似ていることから「ナギナタガヤ」と呼ばれるそうです。

では、さっそく蒔いてみましょう!!

種はとっても軽くて、
素手で触っても
チカチカしません。
むしろ、ふわふわ

ナギナタガヤはイネ科の仲間なので、お米の籾に似ています。

今年は、種を買って蒔きますが、上手く育てると来年は自然にできた種を使って蒔くことができます。

んんっ
腰つきがなんか・・・不安・・・

でも、種を蒔く手つきは、GOOD


さぁ~、
みんな笑っとらんで
はよ、蒔きなっせ~



植物の種の発芽に欠かせないのは、「水」
ここでも自然の力を借りて、雨の前に種まきをするのがベストなのです。
しかし、九州は秋晴れの続くお天気とのことで、
今回は、人の手で水をかけました。

下の写真は、去年蒔いたナギナタガヤが種をつくって、その種が発芽したものです。

みどりのぽわぽわしてるのが、
ナギナタガヤの赤ちゃんです。

周りの茶色のところが、枯れたナギナタガヤです。

今日種まきした畑も、
数週間後には、
こうなっているはず

さぁ、ここで、お昼ごはんタイム。
青空の下で食べるご飯は、とっても美味しい
標高の高い畑なので、風が冷たく、ぽかぽか日向が心地イイ感じ

ナギナタガヤは来年5月末頃に倒れるらしいです。
草丈が5・60cmほどになって倒れるので、地面が覆いつくされて、
小さな草が生えにくくなるそうです。

「草で草を抑える」という考え方。
自然の力を最大限に利用して、自然にも人にも安心、安全な農法に取り組んでいます。

最後に、ナギナタガヤの種まきは秋じゃないとダメな理由は、
背丈が小さい若い苗のときに、冬の寒さという厳しい環境に合わないと、
春に花が咲いたり、種をつくったりできないから、だそうです。
道法先生は、「人間も同じだよ」とおっしゃっていました。

今日蒔いた種の成長記録も、今後載せていきますので、お楽しみを
それでは、今日もおつかれさまでした。


ほほっ~

2012-05-09

ウシジマ農法

今日熊本は、暑かったぁ。

みかんの花もだいぶ咲き、風にのっていい薫りが選果場の周りに漂ってます。

選果場隣の試験畑では、害虫駆除の消毒を散布しました。

散布様子をパチリ。

この消毒は毒性がかなり低く、自然にやさしいものを使っており、人の皮膚にかかってもよっぽど皮膚が弱い人以外は大丈夫との事でした。

社長は、この消毒散布をしていた時は、カッパも着らず、作業着だけで、していたそう!

でもこの消毒で、一度も皮膚がかぶれたりしたことはないそうです


消毒の散布の仕方やホースさばきなど、どういう順序でしていけば効率がいいかを考えられて散布されており、見ていて、凄く勉強になりました。

窓から風に運ばれ、入ってくるみかんの花の香りに癒されながら、明日も頑張るぞぉと気合を入れた夕暮れなのでした。

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