苗木なおし!?
2015-03-30
ウシジマ農法
桜の開花宣言もされ、選果場近くの桜の木もピンク色に色づきはじめました!
3月は別れの季節でもあり、出発の季節でもあります。
桜の花たちが、一花咲くごとに、なんだか切ないんだけど“頑張れ!”といってくれているようで、私はこの季節が大好きなんです!
って、3月もあと2日で終わってしまう~!
そんな桜の開花時期に行う恒例の作業!
選果場の向かい側の、畑に河内晩柑の“苗木なおし”でした!
“苗木なおし”と客観的に聞くと頭に?が浮かんできますよね。
1年生の苗木を根と余分な葉っぱを処理し、畑に直接植えるのではなく、畑に根付きしやすいように、まずポット苗をつくります。
これも“苗木なおし”というんですが、
もう1つの意味もあって、そのポット苗で約1年ほど育てたものを、畑に植樹したり、他の畑で仮植えしているのを、圃場に本植えする事も、通称“苗木なおし”と言うんです。
今回は後者の方の苗木なおしで、河内晩柑の苗を植樹したんです!
私はポット苗を畑に植樹するのは何回か見たことがあったのですが、今回は、ポット苗を別の圃場で1年間育てたものを、それをいったん抜き、別の圃場に植えなおしをするという作業という事だったので、ぴらぴら~と畑にのぼり、その様子を見てきました!
今回植樹するのは、3~4年生の苗で、上の写真を見てもらうと、根がこんなにみっしり\(◎o◎)/!
植える前に、根を整理して、きちんと根が土に根付きやすいようにしてあげるんですよ~
この作業をきちんとしていないと、根付きが悪かったり、木が枯れちゃったり、大きくならない原因になってしまうので、すごく大事な作業なんです!
次は木を植える場所に穴が掘ってあるので、根の処理を終えた樹をいれ、土をかぶせる作業!
みんなの手際の良さに感心しつつ、じ~っと観察してると、真ん中の写真で、根の部分にちょっと空洞があったのですが、スコップや手を使ってきれいに土を入れられており、ただ入れて、土をかぶせればいいわけではなく、樹の生理や根の構造をきちんと知らないと出来ない作業だなぁと、改めて勉強になりました。
バシャバシャ写真を撮っている間に、いつの間にか一列苗木なおしが終わっていました!
約400本近くの河内晩柑の苗がこの畑に植樹され、実を徐々につけだすのはあと2年後。
河内晩柑の発祥の地の発祥樹を望むこの畑で、河内晩柑の実がたわわになる姿を妄想しつつ、成長が楽しみな中村なのでした~♪
初体験!
2014-08-27
ウシジマ農法
今日の熊本は朝から涼しい風が吹いており、いつの間にか秋がそこまできているようです。
でも昼間はまだまだ、暑い(ーー;)
先日、マルチ引きを初めて体験してきました。
太陽が昇り始めるくらいに圃場に到着し、農産部リーダーの指示をもらい、マルチ引きの準備!
マルチって何ぞや?と思いますよね
みかんを栽培している園地を見てみると、ちらほらと白いシートが木の下に一面に敷き詰められているのを目にします。
このシートがマルチシートと言って、
透湿性のシートで地中の水分を外に逃がして、雨を遮断する機能を持っています。
マルチシートも白だけではなく、黒や銀色のものなどいろいろあるんですよ!
マルチシートをすることで、糖度がのり、色づきがよくなったり、害虫を抑えることができる優れものなんですよ!
早速マルチを引くためのパイプを準備!
マルチを引く列にパイプ配りをしたのですが、私で頑張って4本ぐらいしか持てなかったのですが、農産部のみんなは10本の束を軽々と肩に担いで移動されていて、さすがだな~!と感心しておりました。
みかんの植わっている本数や一列の長さで、ぱぱっと、パイプを振り分けられ、連結部分をビス止めしたり、かっこよくて、みんなが輝いて見えました(笑)
パイプの準備が出来たら、いよいよ白いマルチシートを引く作業!
みんなで協力して、シートを引き、そのあとパッカーという部品で、接続していくんですが、これまた、大変な作業!
パッカーをはめる人、シートを引っ張る人、みんなの息を合せ、声掛けしながらしていくんですが、初めて体験の私。
パッカーのはめる位置や、シートの引っ張り方、敷き方、接続の仕方、覚えることがたくさんあり、農産部の大変さがちょっぴりですが体感できて、農産部のすごさ、みかん生産者のすごさが改めてわかりました!
手塩にかけ作った、ウシジマ青果のみかんたちを、美味しいの笑顔を日本中に広げているよう、もっと生産についても勉強せねば!と思わせてもらった中村なのでした。
苗木なおされた!?
2014-04-11
ウシジマ農法
先日、健康診断にいき、初バリウム体験をしてきました!
みんなからバリウム美味しくないと聞いていたので不安だったんですが、飲んでみると、
”これ、美味し~”と思い、ちょっとずつでと言われたんですが、一気飲みをして健診を思いっきり楽しんできた中村です
まっ、イケメン技師さんがいらしたってことも楽しめた一つなんですけど
前文が長くなってしまいましたが
前回のブログで苗木なおしのことをお話ししたのですが、
1年前のポット苗を先日植樹したのですが、
ちょうどその畑が、選果場の窓から見えたのでパチリ
ちょっと見えにくいですが、ココと書いてある所が今年植樹した苗木達
この苗木は河内晩柑で、実は河内晩柑は選果場のすぐ近くで大正時代に発見され、今も原木が元気にたたずんでいるんですよ
で、ズームしてみるとこんな感じで整列し植えられています。
また小さくてかわいい幼木なのですが、実が出荷できるようになるのは、早くても4~5年後。
河内晩柑発祥のここ河内で、おいしい河内晩柑をつくるぞ~と気合をいれた朝なのでした!
苗木なおし!?
2014-04-02
ウシジマ農法
早いもので4月に突入しました!
昨日はエイプリールフールで、だましたり、だまされたりした方も多いのでは?
ちなみに私は、エイプリールフールを忘れており、今年は毎年恒例、結婚しました!のかわいいウソをつくことをスコンとし忘れてしましました(笑)
全国的に桜が満開で、会社近くの通称弁天さんの坂道が、桜の花の絨毯となっており、思わずパチリ!
熊本は満開を過ぎ、風に吹かれ散っている姿も
すごくきれいで、思わず見とれてしまいました
桜に癒されたところで、、、
さてさて、農園部は、ポット苗作りでした。
加工部からもお手伝い!
通称「苗木なおし」という作業なんですが、
昔から苗木なおしといっているので、改めて考えたことがなかったのですが、
文字だけで考えると、どんな作業だろう?って思ってしまいますよね
1年生の小さな苗を畑に移殖する前に、一年間ポット苗として育ててるんです。
まずは、イケメン達が土を入れている所をパチリ
私が写真を撮りに行ったときには、土入れはもう終盤でしたが、
まず袋に土を入れ、苗を入れる土台を作ります
土の入った袋を運ぼうとしたところに、
加工部のリーダーが
「こっじゃ、苗木のささら~ん!
土の足りんけん、入れなんたい!」
と、農産部のk君にご指導なのか、愛のむちなのか(笑)
さすが、同級生コンビ!息がぴったり!
今は加工部に所属しているJさん。
でももともとは、みかんの生産者でもあるので、なれた手つきポット苗をしあげられていました
その出来たポット苗達がこちら(下の写真)
全部で200苗以上あるとのことでびっくり!
人間と一緒で、一本一本、苗木にも表情があり、見ていても飽きない
実を言いますと、月に数回、このポット苗の成長を見に来るのが、
ひそかな楽しみで、これからも楽しみが一つ増えました
選果場に私がいない時は、ここにいる可能性が高いので、悪しからず
剪定講習!!
2014-03-01
ウシジマ農法
2月がアッという間に過ぎ去り、3月に突入しました
2月中旬の寒さが嘘のように、ここ数日、春めいた暖かさの日が続いております
いよいよ、みかんの出荷も終盤となってきました
先日、道法先生による勉強会がありまして、1月の講習に引き続き
剪定についての講習をしていただきました
まずは柿畑の剪定指導の様子なんですが、
柿畑に来てビックリ!
落葉樹とは知っていたものの、柿採取の時以来、
畑を見ていなかった中村は、枝だけの状態になっているのを実際見て、
葉がついている時はわかりにくかった枝の作りが見えて、
ほほぉ~~の連発でした
住江さんや平江さんが、先月教えていただいた剪定方法にそって
剪定した樹を先生にチェックしてもらいながら、
少し手直ししていただいただけで、みんなお褒めの言葉をいただきました!
その後、ハウス不知火柑と極早生みかんの畑に移動し
それぞれの剪定方法を教えていただきました。
まずはハウス不知火の剪定なんですが、みんな真剣に間引き剪定の仕方を教わり、実践している所です。
どこを間引いていいかなど迷いながらも、1年前と比べると剪定が数段早くなっていて、これまたビックリ!
先生に合格をもらい、次は外の極早生みかんの畑へ
今度は結果母枝梗と果梗枝豊福剪定指導1の復習も兼ね、極早生の樹を使って、どの枝が何と呼ばれる部位かなどを再復習しました。
この後、早速実践!
講習が終わった後も、私は先に帰ったのですが、農産部はその場に残り、今日の一人一人のノルマを設けて、早速教わったことを活かし剪定をされていましたそうです(社長談)
剪定の仕方、剪定するところを間違ってしまうと、樹の成長に影響し、美味しいみかんが取れなくなってしまう事になりうるを改めて、勉強させていただき、来期は、今期以上に美味しいみかんを作ることを目標にがんばるぞ~
と気合を入れたのでした