第7回 貯蔵みかんは晩生みかん
「貯蔵みかん」でNHKの取材を受けた時
「クエン酸が多いと食えん」と言うナイスな
アナウンサーの突っ込みを頂いた「晩生みかん」
木箱で1~3ヵ月貯蔵することにより
クエン酸が糖に変化し甘みと旨味が増すのです!
みかん大好き主婦探偵が知らなかった秘密のみかん!
なんせ玉名で生まれ育ったもんで
「みかん」が無くては生きていけない私、主婦探偵は
旬の期間、みかんを毎日10個以上を食べまくり
手が黄色く変化するくらい「みかん」が大好き。
ウシジマ青果さんの極早生~早生みかんの皮の薄いこと。
甘さと酸味のバランスも絶妙ということで大のお気に入りとなり
一週間に一箱は購入しているのでした。
役得と自覚しております。
金曜日に購入したみかん箱は親戚が来た事もあるけれど
日曜日の朝には空になっておりました。
トホホホホ…。
皮も薄かったり厚かったり、甘かったり、酸味が強かったり
いろんな品種のみかんがありますが河内で昔から食べられているのが
皮が少し厚い「晩生みかん(おくてみかんと読みます)」だったのです。
厚い皮のみかんは只者ではなかった!
木箱に入れ、蔵で貯蔵するとクエン酸が糖に変化して甘みと旨味が増すのです。
11月過ぎてから採取する青島みかんは完熟で出荷するものもありますが、
少し青いみかんは直ぐには出荷せず木箱に入れて1ヵ月~3ヵ月熟成させます。
貯蔵して2〜3月に出荷する熟成みかんを晩生みかんと言います。
木箱で熟成させることにより糖度と酸味のバランスがちょうど良くなるのです。
みかんは甘いだけでは物足りない。
酸味と甘みのバランスが旨味を生みます。
NHKアナウンサーの一言「クエン酸が多いと食えん」
あははは…。その通りなのです。
実はわたくし、まだ「晩生みかん」を食べたことがなく
年が明けるのが楽しみです。
いくつ寝るとお正月?早く来い来い貯蔵熟成「晩生みかん」の季節。