第38回 道法さんによる指導は今までの常識が非常識だったのです。

柑橘のこれまでの育て方は肥料で土を元気にすること。
でも、しかし、道法さんの指導は
土よりも発芽や枝の形成には植物ホルモンの根っこホルモンが
関係しているので
枝の仕立て方や剪定の仕方で
肥料は使わず農薬も少なくて済み、木が元気になって
甘く、収量も多い柑橘が出来ますと言う
栽培方法だったのです。

地域が注目する画期的な栽培方法です!

ウシジマ青果さんでは数年前から
道法さんによる無駄な労力、経費を使わず
効率よく美味しい「みかん」を作る勉強会を月に一回行っています。
社長から何回か道法さんの話を聞いていたのですが
一回会ってみる?と言う興味津々のお誘いを受けて
今回、宇土の農場で指導されている現場に参入いたしました。
スタッフの皆様はいつ道法さんから質問が飛ぶか分からないので
緊張した真剣そのものの雰囲気の中、冗談交じりに面白く分りやすく
説明される道法さんの声が元気にハウスの中で響いていたのです。
有葉花を残すと言う話が指導中に聞こえてきますが
私にはチンプンカンプン!?
枝の作り方も上に伸びた木に無理を掛けないようにしているそう!
お昼ごはんを食べながら聞いた話では
今まで栽培の仕方は木に負担をかけていたので
収量もすくなく成長するのに時間が掛かっていたけれど
木に負担を掛けずに成長する方法を取ると
一年で元気な青々とした木に成長するとの事。
木が元気になる剪定をすると花が早く落ちるので
農薬も少なくて済むし
植物ホルモンを生かす栽培を行えば肥料は使わず
甘くて、収量も多く、手が掛からない
生産者にも消費者にも旨い柑橘が出来あがるのでした。
何時もウシジマ青果さんのミカンは何個食べてもえぐく無くて
甘くて美味しいと思っていたのですが
栽培方法に秘密があったんですね。
日進月歩、常識は時代と共に変化するものでした!