第6回 「ウシジマ青果」の歩み!

3代80年に亘りみかんを作ってきたウシジマ青果!
開拓者だった初代。品種改良に取り組み
収益性を上げた2代目。3代目は会社組織にし、
1年を通し生産のできる広域型農業を目指しています!

先見の明があった初代は開拓者だった!

今回はウシジマ青果有限会社を設立するまでの
道のりを知りたくて
牛島社長に根掘り葉掘りの
突撃インタビューを試みました。
4反位から始めた初代は
河内を開墾して行ったが収益性を考えて
他の誰もが取り組まない時期に
宇土半島の開墾を始めたのでした。
温暖な宇土半島は河内より春が早く来るため
極早生、早生などの品種をいち早く取り入れて
収益を上げて行ったのです。
だから車が少ない時代に我が家には
車があったのです。との事。
何事も人に先駆けて取り組むことが
大事なんですねぇ~!
すご~い!


1年かけ丹精込めて育てたみかんを直接消費者に届けて、美味し~いと言ってもらいたいと思ったのです。

脱サラをして就農した牛島社長。
心を込めて育てたみかんを直接消費者の手に届けたい、
美味しいと言って喜んでもらいたい。
その思いから5人の仲間と生産者グループ「味もっこすの会」を立ち上げたのです。
お互い切磋琢磨して日々研究を重ねて
品質向上や生産量の拡大、販売網の充実に努めて行きました。
その後、ウシジマ青果有限会社を設立。
組織力を強化してスーパー、産直、小売商と直ルートを開拓することにより
物流コストの削減に繋がり、美味しいみかんが
お手頃な価格でお客様の手に届くようになったのです。とのこと。
ウシジマ青果のみかんは本当に皮が薄くてジューシー。
ちょっと試食のつもりが手は黄色くなっている…。
食べすぎでしょ~と何処からか聞こえてきそうですが…。
玉名で生まれて育った私はみかんが大好き。
小さいころから美味しいみかんには目がないんですが…。
えぐくない、甘〜いみかんは初めて。旨いっす!


お客様に美味しいみかんを届けたい!私たちの想いは日々進化しています。

美味しいみかんを届けようと思って
糖度センサーの無い時代は皆でゲフゲフ言うほど味見をして、
これだったら大丈夫だと言うみかんだけを箱詰めしていたんです。
ウシジマ青果では付加価値販売ができるように味にこだわり
環境保全型農業に取り組みできるだけ自然な形で栽培し
みかんのもつ力を引き出しているんです。
見た目はちょっと悪いけれど味を重視した栽培に取り組んでいます。
3丁5反の家族栽培から始め、
今はグループで23丁、約1,000トンの生産量。
将来は1年を通してリレー生産ができるような
広域型農業を考えてるとのこと。
土の力、自然の力を借りて
美味しいみかんの栽培にこだわるウシジマ青果。
本当に食べる人の気持ちになって栽培に取り組んでいるんだなぁ~と
感じた今回の取材でした。
何時までも何処までも美味しいみかんを追及してください。
安全で美味しいみかんが食べたいで~す!